みなさま、こんにちは。
飯山市のアクアパーク飯山はアジサイがたくさん植わっていますが、6月27日の様子を写真に撮ってきました。あまり色はきれいではありませんでしたが。
まだ見ごろまでには早いですね。もう暫くすると、きれいな花が咲きますでしょうか。
見ごろになったらまたアップします。
なお場所はこちらです。
下水道係 高橋
2017年6月28日水曜日
2017年6月25日日曜日
マンホールポンプ場からの悲鳴。
このところ、下水道管の途中に設置している「マンホールポンプ場」からは頻繁に「故障警報」が発生しています。それはまるで、施設からの悲鳴のように聞こえます。。
先日の故障の原因は・・・
ポンプを引き上げて分解してみました。
ポンプが停止した原因は、「不織布」です!
「不織布」は赤ちゃんのおしりふきやウェットティッシュなどに使われている、とても丈夫な紙です。
そしてその翌日。別のポンプ場では・・
「パンツ」がかかりました。
こういったものが流れてきてしまうと、下水管の機能が止まってしまうため、大きなリスクが生じます。
ということで・・
下水道には、トイレットペーパーと、「トイレに流せます」と書いていあるもの以外は『絶対に』流さないでください!!!
下水道係 高橋
先日の故障の原因は・・・
ポンプを引き上げて分解してみました。
ポンプが停止した原因は、「不織布」です!
「不織布」は赤ちゃんのおしりふきやウェットティッシュなどに使われている、とても丈夫な紙です。
そしてその翌日。別のポンプ場では・・
「パンツ」がかかりました。
こういったものが流れてきてしまうと、下水管の機能が止まってしまうため、大きなリスクが生じます。
ということで・・
下水道には、トイレットペーパーと、「トイレに流せます」と書いていあるもの以外は『絶対に』流さないでください!!!
下水道係 高橋
2017年2月8日水曜日
処理場の改修工事を行っています。
飯山市の下水処理場は現在11箇所あります。古いものは供用開始をしてから30年近くが経過しようとしています。古くなるとあちこちが傷んで、修理が必要となります。人間と同じですね。
その中で現在、北瑞(ほくずい)浄化センターにおいて、「機能強化工事」という大規模改修を行っています。今年の工事の主な内容は、水槽内の防食塗装のやり替えです。下水処理場は処理の過程で硫化水素ガス等の腐食性ガスが発生する場合があり、これが施設を傷めてしまいます。
先日防食塗装が仕上がったので検査を行いました。今回は塗膜がしっかり着いているかを調べる付着強度試験(引張り試験)を行いました。
下はその時の動画です。
塗膜面に接着したアタッチメントを引っ張って塗装面の強度を測っています。
天井面、側面、底面と一つの槽につき3箇所実施します。
塗装工事により、またこの先20年程度は安心して使用することが出来ます。
下水道いろいろ担当 高橋
その中で現在、北瑞(ほくずい)浄化センターにおいて、「機能強化工事」という大規模改修を行っています。今年の工事の主な内容は、水槽内の防食塗装のやり替えです。下水処理場は処理の過程で硫化水素ガス等の腐食性ガスが発生する場合があり、これが施設を傷めてしまいます。
先日防食塗装が仕上がったので検査を行いました。今回は塗膜がしっかり着いているかを調べる付着強度試験(引張り試験)を行いました。
下はその時の動画です。
塗膜面に接着したアタッチメントを引っ張って塗装面の強度を測っています。
天井面、側面、底面と一つの槽につき3箇所実施します。
塗装工事により、またこの先20年程度は安心して使用することが出来ます。
下水道いろいろ担当 高橋
2017年1月26日木曜日
トイレに流せる製品とは??
2017年1月23日(月)、公益社団法人日本下水道協会が主催する「欧米下水道専門家招聘事業 国際セミナー」に参加してきました。
カナダ国ロンドン市のバリーさんによる「下水道管路の保全に向けた市民との連携活動」という内容です。ロンドン市では油や、水に溶けないオシリふきやウェットティッシュ(カナダではシャワートイレが一般的ではなく、こういったものをオシリ洗浄につかうそう)による、下水道管やポンプの詰まりが多発して、対応に大変苦慮されているそうです。そして市民と協働でこういったものを下水道にながさない取り組みをしています。
カナダ国ロンドン市のバリーさんによる「下水道管路の保全に向けた市民との連携活動」という内容です。ロンドン市では油や、水に溶けないオシリふきやウェットティッシュ(カナダではシャワートイレが一般的ではなく、こういったものをオシリ洗浄につかうそう)による、下水道管やポンプの詰まりが多発して、対応に大変苦慮されているそうです。そして市民と協働でこういったものを下水道にながさない取り組みをしています。
これは家庭で廃食用油を回収するカップ |
カップの裏側。油火災予防啓発。消防と協力して製作しています。 |
回収した油は、他の資材とメタン発酵し、エネルギーを取り出しているとのこと。スバラシイですね!!なおカップの使い方は以下のページに書いてありました。
http://www.london.ca/Your-turn
そして、こんなマスコットも持ってきていました。
名前忘れました。ウンチくんとオシッコちゃん。そしてトイレットペーパー。 |
ロンドン市では、トイレに流せるのはウンチとオシッコと、トイレットペーパーだけ!
ちなみに向かって一番右側の「トイレに流せる製品(カナダ製)」も実はちゃんと溶けていません。このような製品は結構で回っているそう。バリーさんは業界団体とも日々たたかっているそうです。
一方で日本はどうなんでしょうか??
国内では、トイレットペーパーのほぐれやすさのJIS規格「JISP4501」があり、
これに適合するものがいわゆるトイレに流して良い製品としているとのことです。
ところが、おしりふきやトイレクリーナー等ではパルプ製品(JIS合格)と不織布製品(JIS不合格)両方が「トイレに流せる」として流通しています。不織布製品は価格が安いのが魅力ですが、最悪お家の配管も詰まってしまう恐れがあります。
このことについて、消費者庁は2012年に景品表示法に抵触すると判断、警告を出して業界、ユーザーに注意喚起しています。
消費者庁「トイレクリーナーの表示に関する実態調査結果について」
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/121221premiums_1.pdf
消費者庁「トイレクリーナーの表示に関する実態調査結果について」
http://www.caa.go.jp/representation/pdf/121221premiums_1.pdf
立場上メーカー・製品名は言えませんが、1989年に初めて出回ったトイレクリーナーはパルプ製ですんなり溶けます。驚くほどです!メーカーのHPでもJIS規格に適合することを告知しています。ちなみにこの製品はメーカーの特許が切れ、他メーカーでも同じものを出しているようです。
どうかお店で購入するときは、ちょっと気にかけていただけたら幸いです。
下水道いろいろ担当 高橋
カラーマンホール鉄蓋、あります。
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