2013年8月10日土曜日

いいやま灯篭まつり・水フェア2013

本日8月10日は飯山中心商店街を中心にして、「いいやま灯篭まつり」が行われます。

歩行者天国の路上には、とてもたくさんの灯篭がともされ、とってもキレイです。

そして上下水道課では、「水フェア2013」としてブースを出します。

内容は・・・

   (1)「お水だんしゃく」デビュー!
     ≪ 飯山市の水道キャラクター「お水だんしゃく」が初見参 ≫
  (2)水の実験コーナー
     ≪ 水の不思議を体験しよう! ≫
 (3)スーパーボールすくい
     小学生以下対象(参加無料・1人1回限り)
     ≪ さてコップの中に何個入れられるかな? ≫
  (4)ミストコーナー
     ≪ 暑い夏は冷たいミストでクールダウン↘ ≫
 (5)新給水車の展示
     ≪ 今年買ったばかりの給水車を展示。なんとタンクの中には2900㍑も水が入ります。≫
  (6)おいしい水を飲もう!
     ≪ 飯山市が誇る地下水のおいしい水道水がなんと飲み放題? ≫
 (7)ティッシュ配付
      ≪ 水に流せるポケットティッシュを来場者にプレゼント ≫


 です!

下水道係オリジナルの出し物としては、「水の生き物観察コーナー」として

処理場付近の河川等に棲息する魚類等小動物の観察

処理場の活性汚泥中の微生物観察

を出します。

昨日、展示する水槽をせっせと準備しました!

午後4時から営業しておりますので、ぜひお立ち寄りください。

(暑さ対策は万全に!!!)
水槽の準備中・・


















(農集・浄化槽処理施設担当 高橋)

2013年8月8日木曜日

飯山市の下水道マンホール鉄蓋デザインについて

立秋になった途端に夏らしくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、飯山市のマンホール鉄蓋デザインについて、すこし反響がありましたので
ご紹介したいと思います

マンホール鉄蓋のデザインについては、飯山市の歴史・文化などをテーマとしたデザインを、鉄蓋製造会社から提案をいただき、処理区内の住民による投票により決定しました。

1.公共下水道事業 飯山処理区①(供用開始:平成9年)

 <デザイン決定方法>
   飯山公共下水道推進委員会において、22枚のデザインの中から10枚を選定。
   処理区内の住民の皆さんから投票いただきデザインを決定しました。
 <デザイン>
   長野県におけるスキー発祥の地、飯山をイメージした「童たちの一本杖スキー」
     (ちなみに飯山市には101年前の1912年にスキーが伝来しました)




2.公共下水道事業 木島処理区②(供用開始:平成11年)

 <デザイン決定方法>
   13枚のデザインについて、処理区内の住民の皆さんから投票いただきデザインを決定。
 <デザイン>
   市中央部を流れる千曲川に架かる「中央橋」と、市の花「ゆきつばき」








3.特定環境保全公共下水道事業 戸狩処理区
 (1)外様地区(供用開始:平成9年)③

 <デザイン>
   外様地区は、黒岩山の麓に位置し、黒岩山には市のチョウ「ギフチョウ」が生息していることから、「ス
キー・ギフチョウ・雪の結晶・黒岩山」をイメージ。

















 (2)その他の地区(供用開始:平成3年)③

    <デザイン>
      戸狩民宿街(観光協会)のキャラクターである「みみずく」をイメージ。














4.特定環境保全公共下水道事業 斑尾処理区④(供用開始:平成14年)

 <デザイン>
  斑尾高原の野山を飛び回る「うさぎ」と、沼の原湿原の「水芭蕉」をイメージしています。












なお下水道エリアと鉄蓋デザインの分布についてはコチラを参照してください!

(農集・浄化槽処理施設担当 高橋)



2013年8月2日金曜日

食生活と下水道

飯山市ではこのところ大気の状態が不安定で、雨が降る日が続いています。
しかし週間予報では、日曜日から晴れが続きそうで、いよいよ本格的な夏が到来する感じです。
暑い夏を乗り切るには、バランスの良い食事を毎日しっかり食べることが大事ですね。

ところで、お家から下水道に流れる汚れのうち、キッチンからでる汚れの割合がどれくらいかご存じでしょうか。環境省こども環境白書2010によれば、40%にのぼるそうです。これはトイレの30%より多いのです。なかでも汚れの主役は「油」なのです。
そしてこの油、使う量を少なくすると、下水道にもカラダにも優しいのです!

先日開催された下水道研究発表会において、公益財団法人 愛知水と緑の公社 さんが、 「エコレシピ」というステキなレシピを紹介していました。キッチンから流れる油問題の解決と健康的な食生活を願って、企画されたそうです。
ホームページに載せられたメニューをみると、とってもおいしそう。ぜひ参考にして作ってみてはいかがでしょうか。個人的で恐縮ですが、わたくしもダイエット中の身なので、ぜひ取り組んでみたいと思います。(公社さんのトップページから、普及啓発事業→レシピと進んでください)

また愛知水と緑の公社さんでは普及啓発に関して、これらの他、「下水道お仕事体験」、将来の管理栄養士を対象に「大学での特別講義」、「エコレシピ親子料理教室」といった取り組みをされており、おおいに参考になります。

今年の夏の食事は、ぜひ「油ひかえめ」でいきましょう!

公益財団法人 愛知水と緑の公社 ホームページ http://business3.plala.or.jp/awg/hp_gesui/index.html

(公益財団法人 愛知水と緑の公社 様のホームページは、公社様の許可をいただいて掲載しております)

(農集・浄化槽処理施設担当 高橋)


2013年7月31日水曜日

第50回下水道研究発表会/下水道展


第50回下水道研究発表会/下水道展に参加しております。

下水道関連の研究発表が口頭、ポスターセッション全て含めて362題のテーマが
発表されています。今回は下水処理場の省エネルギーにテーマを絞ったもの、
下水道を市民に知ってもらうための取り組み事例が数多くありました。

飯山市のような小規模な自治体は、コストを小さく、それでも最大限の
成果を上げていかなくてはなりません。なのでこれら発表は、とても参考になります。

明日まで、気を引き締めて情報収集につとめます!

(農集・浄化槽処理施設担当  高橋)

2013年7月19日金曜日

農業集落排水処理施設(JARUSⅢ型)の汚泥清掃

本日から、北瑞浄化センターの嫌気性濾床槽の汚泥清掃が開始されました。

北瑞浄化センター外観


















北瑞浄化センターは小規模の下水処理場で、「農業集落排水処理施設」といわれている
施設です。処理方式はJARUSⅢ型です。JARUSⅢ型は汚泥の発生が比較的少ないのが特徴です。この方式は、嫌気性濾床槽といわれている嫌気性微生物により処理を行う処理槽がありまして、ここに溜まる汚泥を定期的に清掃(引き抜く)する必要があります。ここの管理が放流水質維持のカギとなります。要は溜めすぎないことが重要です。


嫌気性濾床槽は普段空気を入れていません。清掃の時は底から空気を吹き出して、「逆洗」を行います。
空気を吹き出しているところ。真っ黒い汚泥が巻き上がります。



















次に沈殿した汚泥を、ポンプを使ってくみ上げ、別の槽に移します。

ポンプで汲み上げ

汚泥貯留槽に移送


































嫌気性濾床槽の中にはボール状の「接触材」というプラスティック製品が入ってます。
ここに嫌気性微生物が付着します。
嫌気性濾床槽の内部。処理水で接触材についた付着物を洗浄します。



















移した汚泥はまだ濃度が薄いので、沈降させ上澄みを取りながら濃度を濃くし
バキュームカーで搬出し、し尿処理場で処理します。

作業は維持管理を委託している企業の方が行っていますが、地道な作業を積み重ねて
水質の維持に努めています。

(農集・浄化槽処理施設担当 高橋)

お洗濯はお家の中で行いましょう

この時期は農作業やさまざまなアクティビティーで、汚れた衣服等 汚れ物がとても増えます。
夏の毎日のお洗濯は、本当に大変です。
そして、汚れたものは屋外の洗い場や屋外専用の洗濯機で洗う場合があると思います。
このときに、洗剤等を使って洗い、洗剤を含んだ排水をそのまま外に流していませんか?
結果として、川を汚してしまう要因になってしまいます。
そこで下水道係からのお願いですが、洗剤を使ったお洗濯(洗い仕事)はなるべく下水道に
接続された洗濯機や流し台でおこなっていただきたいのです。
外での洗浄は水での予備洗いにとどめ、本格的な洗浄は是非お家の中で行いましょう!
暑い日が続きますが、ご協力をお願いいたします。

(農集・浄化槽処理施設担当 高橋)

2013年7月18日木曜日

プチ・ビオトープ

飯山市のなかでいちばん大きな下水処理場である「アクアパーク飯山」の敷地内には、
消雪用の小さなコンクリートの池があります。中には下水をキレイにした処理水が常時注ぎ込まれています。春から様子を観察しているのですが、どこから来たのか小さな魚がたくさんおり、処理水の中でも元気に泳いでいます。これから社会見学のシーズンを迎えるにあたり、コンクリートのままでは殺風景だし、サカナの産卵場所が無いということで、先週、池の一角に手を加えました。
消雪用池の様子。水温高によりアオコが発生中。


















手前向かって右の一角にビオトープっぽい場所をつくってみました。
底にブロックを並べ、敷地内沼地の泥を入れました。
泥の周りには植物と水草を寄せ集めて植えました。丁
度アオコの防波堤になっています。



















すると、今週(7/16)には、孵化してあまり経過していないと思われるとっても小さな稚魚が泳いでいるのが確認できました。居心地が良いのでしょうか。あとここのエリアはトノサマガエルの常駐場所でもあります。
愛称「トノ」の住処


















それにしても悩みの種は、際限なく発生するアオコ。一般の湖沼を比較すれば、窒素、リンの濃度は1ケタ高いので仕方がないところです。現在の池の構造では表面の水がオーバーフローしない構造になっているので、浮上する藻類は清掃しない限り蓄積する一方です。現在、改修を思案中です。
このように現在少しづつ処理場内の環境整備を進めています。近くにお立ち寄りの際は覗いてみてください。

(農集・浄化槽処理施設担当 高橋)



2013年7月16日火曜日

泉台小学校4年生 社会見学会

今日は、公共下水道飯山処理区アクアパーク飯山に泉台小学校4年生が社会見学に来てくれました。担当職員からひととおり説明を聴いた後、処理場へ。

















下水が流入するスクリーン・沈砂室では、においに思わず鼻をつまむ児童も。
ここでは下水中のゴミや砂を取り除く大事な場所です。


続いてアクアパーク飯山における処理の心臓部であるオキシデーションディッチへ。

































ここでは微生物が活躍してくれているということで、皆さん興味津々です。


















続いて最終沈澱池。とても水がきれいになっているのを見て皆さん驚いていました。

そして最後に汚泥脱水機を見学。



 できあがった脱水ケーキのにおいに、皆さん驚いていました。


















部屋に戻ってからは、まとめの時間。生徒たちはたくさんの質問を出してくれました。
そして答えをせっせとメモする姿が印象的でした。
処理場の管理をお願いしている会社の担当者からは、「油が流れてくると
困ります」とのお話があり、また市の担当からも「今日見たことをお家の人へ伝えて
ください」との話がありました。
毎年そうですが、見学に来てくれた子どもたちは、とっても微生物に
愛着を持ってくれまして、下水道を大事に使おうと思ってくれてありがたいです。

これから小学生の見学のシーズンですが、施設で見聞きしたことで家族の
会話が盛り上がってくれることを期待してしまいます。

(農集・浄化槽処理施設担当 高橋)

飯山市下水道係のブログを開設しました!

飯山市 上下水道課下水道係のブログを開設しました。ここでは日々の仕事の内容や施設の風景、お知らせ等について、公式ホームページではなかなかお伝えできないことを公開していきます。
どうぞよろしくお願いします。

飯山市上下水道課HP

(農集・浄化槽処理施設担当 高橋)